ABOUT BOOKS
『気功奥義 解説書』
自分の健康を、
自分で守るために大切なこと。
ロングセラー『気功革命』シリーズ 最新作。
気功を始めたい方、興味がある方に
▶全て書き下ろし。
▶中国伝統気功第一人者盛鶴延老師が、健康になるための気功奥義を厳選し、初めての方でも自分で気功を学べるようにわかりやすく解説。
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疲れがとれない。肩、腰が痛い。不安、不調……。
できれば自分の健康は自分で守れるようになりたい。
気功は自分で自分を治療する方法です。
易しい動作をしながら、特別な呼吸法をし、そこに意識を加えることで高い効果を出します。
誰でもどこでもできますが、形だけ真似しても意味はなく、やっていることの根本を理解しないと効果がありません。なぜなら、そこに健康と関係が深い奥義が秘められているからです。
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【はじめにより】
今回は、健康になるための気功奥義を、初めての方にもわかりやすく解説する本を書きたいと思いました。
この本には『気功革命 秘伝奥義 集大成（『奥義」）』とつながっている部分があります。『奥義』での基本的な知識や実用的な気功法を厳選してお伝えしています。
今回紹介する気功法の数はやや少ないかもしれません。でも、数がたくさんあっても、結局はわからなくなってしまいます。それよりは数を絞り、大事な良い気功法をひとつひとつ学んでいった方が最終的に自分のものになっていきます。
実際、あるとても良い気功法を繰り返し練習すると、他の気功法とも何となくつながる感じが出てきます。練習すればするほど、その中にある奥義の部分が出てきて、形だけではなく、意識レベルが変わってきます。
気功は、本を読んだだけで百パーセント理解することは難しいかもしれませんが、３分の２でも理解できれば、それはすごく良いことですよね。
そのためにも、気功に興味がある方、これから気功を始めてみようと思っている方が、本を読んで自分で学べるように、読みやすくわかりやすく解説します。そして、できれば皆さんも気功をして健康になっていただきたい。それがこの本を書く目的です
『気功革命』『気功革命秘伝奥義集大成』をお持ちの方へ。本書のおすすめのポイント
ずばり、站桩功、静功（瞑想法）の解説です。
気功をしていて最後の良い状態になるためには、甩手、動功、自発動の動く気功法だけだと相当難しいのですが、站桩功、静功をするとそういう状態になることができます。
本書では、この站桩功、静功について深く丁寧に解説されています。
なぜ站桩功、静功をより丁寧に話されているのでしょうか。
理由は大きく２つあります。
１つは、今回の本は「健康のための気功奥義」をわかりやすく解説することに主眼を置いたことです。
気功の基本は、動作、呼吸、意識を同時に行うことです。その際、目に見える動作より、目に見えない意識、呼吸の方が、気功奥義を理解する上では重要だからです。そのため、意識、呼吸により深く関わる站桩功、静功の解説に重きが置かれた構成になっています。
もう１つは、この本の発売目的です。
本書を出版する今も、新型コロナ感染症は完全には終息していません。
気功法には、コロナのような病気に対する人類の智慧が数多くあります。特に、站桩功、静功には身体の内面の熱くし、免疫力を高める、自然治癒力を鍛える智慧が多くあります。気功についてもっとお伝えし、できれば皆さんも自宅で、庭で、近くの公園で気功をして、より健康になっていただきたい。それが今、この時期にこの本を書いた目的の１つだからです。
あともう１つのおすすめポイントは、大切な気功の基本のルールを、今一度学び直せるところです。
気功の動作は易しいですし、誰にでもできますが、入門のルールは決まっています。
最初は厳しくてうるさいですが、そういうものに慣れたらそういう形だけになります。そうすると後は楽になります。だからこそ、気功は最初、厳しいルールを学ばなければなりません。そうでないと、後の楽、自由がないからです。最初に厳しいことをやらないと、10年、20年練習しても、結局、全て時間の無駄になってしまいます。
盛先生ご自身も本の中で、「私の持っている知識は私だけのものではなく、私の先生、その先生、またその先生から受け継がれたものです。なので私が１分間で教えていることを理解するのに、皆さんが自分の力だけでやると10年以上はかかります」 とおっしゃっています。
今回は、健康になるための気功奥義を、初めての方でも自分で学べるように厳選してわかりやすく解説しています。中には今までとは違う切り口から解説されているため、初めて聞く内容もあります。
はっと気づく。腑に落ちる。そういう体験がきっとあると思います。
本の目次
作者について
1945年、中国・上海生まれ。
5歳の頃より少林カンフーを行っていた祖父の影響で気功に親しみ、12歳の頃より本格的に気功を学び始める。太極拳、心意六合拳、少林拳を学び、硬気功（鉄布衫功）を修める。同時に軟気功の修練も重ねる。上海市衛生学校医士班卒業後、上海市精神衛生センターで精神科医（西洋医学）として16年間勤務する。医師在職中に、上海第一医学院華山医院脳内科と上海市華東師範大学心理系にて研修する。また、在職中も気功の修練を続ける。
1980年よりWHO衛生教育医学新聞社にて『上海大衆衛生報』の編集委員・記者として7年間勤務。その時、中国各地の気功名人を取材、流派を超越した気功を学ぶ。
その名人は、蘇根生（八宝金剛気功の達人）、林泉宝（返還功伝人蔵文義の師兄）、陸継業（孫式太極拳、形意拳達人、孫祿堂の弟子）、秦仲寶（手拳、侠客拳達人傳再仙の弟子）、黄仁忠（一指禅達人闕阿水の弟子）、張桂生（司徒傑）（韋駄気功伝人、上海八分間気功〈八分鐘功法〉達人）、梁上元（伝説・盧嵩の末弟子）、羅錫基（一指禅名人）、徐華（密宗功法達人）、王桃雲（杜月笙のSP）、張金発（佛家気功名人）、姜立中（佛家功達人）、全関良（佛家大手印達人）、潘学固（書道家、書道気功達人）、李蓮華（中国香功の上海代表）、呉新発（丹田運転功達人）他多数に及ぶ。
修練を通して佛家・八宝金剛気功、佛家・神筆功（判官筆功法）、武家・鉄布衫功、武家・返還功、佛家・韋駄気功、明目功、佛家・香功、道家・龍門派周天功ほかを修める。1983年に上海市気功科学研究会に入会した。
気功師として注目を浴びるようになったのは1984年、上海市体育館に3000人を集めて行った書道気功「神筆功」の実演以来。その時の模様は上海市テレビ局と上海市気功科学研究会の連合で生放送され、以後何度も中国全土で再放送される。1985年には公式行事、日中青年聯歓会で書道気功の実演をたびたび行う。
1987年8月、日本の医療関係者の招きで、書道気功実演のため来日。秘伝気功を教える。1989年10月、日本人女性と結婚。1997年、日本に帰化。
1991年、ロサンゼルス気功協会の招きで渡米。
1993年から2010年の間にフランスの医療団体より招かれ7回渡仏。その際、フランステレビ局、EUテレビ局が取材。フランス、ドイツで放送される。
1993年5月、早稲田大学人間科学部において「東洋医学の人間科学」の講義をする。
1997年4月、テレビ東京系全国ネット「レディス４」、東急ケーブルテレビ局に生出演し、気功革命気功を披露する。
2001年から7年間、福建医科大学日本校気功専科、財団法人スポーツ会館気功教師。
2006年、戸板女子短期大学でオープン講座を持つ。
1991年から2013年まで有限会社ヒューマン・ギルドで気功講座を持つ。
現在、秘伝気功師養成講座、自由が丘教室ほか、講演活動を通して秘伝気功の普及に尽力する。
スポーツ界、芸能界にもファンは多い。
上海市気功科学研究会会員、上海市心理学会会員・主管医師。
著書に「気功革命」シリーズがある。
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書誌情報
| 著者 | 盛 鶴延 |
| 価格 | 【紙の本】 2,470 円＋税 【電子書籍】2,273円＋税 |
| 仕様 | A5判 変形／208 ページ |
| 発売日 | 2023 年4 月27 日 |
| ISBN | 978-4-99101-48-7-1 |